
投資を始めると「日経平均先物」という言葉を耳にすることがあります。
株式投資は聞いたことがあっても、「先物ってなんだか難しそう」と感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、初心者の方に向けて日経平均先物の基本をわかりやすく解説します。
1. 日経平均先物とは?
日経平均先物とは、「将来の日経平均株価を、あらかじめ決めた価格で売買する契約」のことです。
- 日経平均株価:日本を代表する225銘柄の平均株価
- 先物取引:あらかじめ定めた期日・価格で売買する約束
つまり「◯月◯日のSQ日に、この価格で日経平均を売買しますよ」という契約を今の時点で売買するのが「日経平均先物」です。
2. 株式現物との違い
株式投資(現物)と比べて、先物には次のような特徴があります。
特に「少ない資金で大きな金額を動かせる」「夜も取引できる」という点が、現物株との大きな違いです。
3. メリット
- 小資金で取引できる(レバレッジ)
- 上げ相場・下げ相場どちらでも利益を狙える(買いからも売りからも入れる)
- 日経平均そのものを取引できるため、個別株を選ぶ必要がない
4. デメリット・注意点
- 損失が大きくなる可能性(レバレッジの裏返し)
- 期限がある(満期日には強制的に決済される)
- 初心者にはリスク管理が難しい
5. まとめ
日経平均先物は、株式よりも少ない資金で大きな取引ができる金融商品です。
一方で、リスクも大きいため初心者には注意が必要です。
まずは「先物とはこういう仕組みなんだ」と基本を理解し、興味があれば少額・デモ取引から始めるのがおすすめです。

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