「株式投資を始めたいけど、どうやって株を買えばいいのかわからない…」
そんな初心者の方に向けて、この記事では株の買い方の基本手順から、注文方法、NISA(ニーサ)制度の活用方法までを、わかりやすく解説します。

1️⃣ 株を買うための準備:証券口座を開設しよう
まず、株を買うには「証券会社の口座」が必要です。
口座を開くのは銀行口座と似ていますが、インターネット上で10〜15分ほどで完了します。
最近はスマホ証券も増えており、以下のような人気証券会社があります。
- SBI証券
- 楽天証券
- 松井証券
- マネックス証券
どれも手数料が安く、NISA口座にも対応しています。
本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)をアップロードし、審査が完了すれば取引スタートです。
2️⃣ 銘柄を選ぼう:何を買うかを決める
口座ができたら、次は「どの株を買うか」を決めます。
おすすめは、身近な会社やニュースでよく聞く企業から始めることです。
たとえば:
- 日用品メーカー(花王、ユニ・チャームなど)
- 通信会社(NTT、KDDIなど)
- 食品・外食関連(すかいらーく、味の素など)
株価だけでなく、「業績」や「配当金」「株主優待」などにも注目してみましょう。
自分が応援したい企業を選ぶことが、長く投資を続けるコツです。
3️⃣ 株の買い方:注文方法を知ろう
証券会社の取引画面では、株を買う際に「注文方法」を選びます。
代表的なのは次の2つです。
● 成行注文(なりゆきちゅうもん)
今の市場価格ですぐに買う注文方法。
スピード重視で、初めての人にもわかりやすい方法です。
● 指値注文(さしねちゅうもん)
「○○円になったら買いたい」と価格を指定して注文する方法。
たとえば「トヨタ株を3,000円で買いたい」と設定すれば、株価がその価格になったときにだけ成立します。
どちらも正解ですが、初心者のうちは成行注文でまず体験してみるのがおすすめです。
4️⃣ NISAを活用しよう:税金を抑えて効率よく投資
株の利益には通常、約20%の税金がかかります。
しかし、NISA(少額投資非課税制度)を使えば、この税金が非課税になります。
🟢 NISAの種類(2024年以降の新NISA制度)
- つみたて投資枠(年120万円まで)
→ 投資信託などをコツコツ積み立てるのに最適 - 成長投資枠(年240万円まで)
→ 個別株やETFも購入できる
NISA口座は一人一口座まで。証券口座を開設する際に「NISA口座を開設する」にチェックを入れればOKです。
長期的に見ると、非課税の効果は非常に大きいため、必ず活用しましょう。
5️⃣ 初心者が注意すべきポイント
- 一度に大金を入れない
→ 少額から始め、慣れてから金額を増やしましょう。 - 短期の値動きに振り回されない
→ 株価は日々上下しますが、焦らず長期視点を持つことが大切。 - 分散投資を意識する
→ 1社だけに集中せず、複数の業種に分けて投資しましょう。
📈 まとめ:最初の一歩を踏み出そう
株の世界は、始めてみると意外とシンプルです。
証券口座を開いて、銘柄を選び、注文を出す。最初の一歩を踏み出せば、次第に仕組みがわかってきます。
そして、NISAを上手に活用すれば、税金を抑えて効率的に資産を増やすことも可能です。
長期・積立・分散を意識しながら、あなたのペースで投資を楽しみましょう。


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